お知らせ

学生実習の難しさ

今年も歯科衛生士の国家試験が終わりました。

当医院は10年以上前から歯科衛生士の教育実習施設になっています。最近はどのように教えたらいいか悩んでいます・・・

学生実習で実習する時やレポートを提出してきた場合、歯科医院で働いていた人やアルバイトをしている学生はその医院のやり方をしようとします。なぜこうしないんですがなぜこのような材料を使わないのですか?という質問をしてきます。そういう学生にはその材料の分類・正しい使い方を聞くようにしています。多くの場合勤め先、実習先の人に使い方を教わったと返事をします。間違っているか正しいのかもわからないで。

それが歯科医師・歯科衛生士ならまだしも歯科助手あるいはアルバイトの資格のない先輩に聞いたと・・・

それが一人や二人ではなく・・・

僕は必ず言います。”教科書・学校の実習ノート・材料メーカーの説明書に書いてあること以外は信じないように”

そして、なぜこの材料を使うか、その使い方などをしっかり勉強するように伝えます。

そして質問します。なぜそれを使う?正しい使い方は?保管方法は?混ぜ方は?温度は?などなど・・・

 

だから学生に嫌われるのだと思います。教えることの難しさを実感しています。

 

一般に歯科医院では使い方ばかり教えられます。実習でも恐らくそうだと思います。正しい使い方を自分で調べないで、人が言ったことをそのままうのみにする学生が多いです。

逆に言えば素直なんですけど

 

平賀歯科医院